渚の交流館

今週末は４月下旬並みと暖かさとなり、スギ花粉の飛散も非常に多いと天気予報は伝えています。

１１年前の今日、１４時４６分に東日本大震災が発生しました。２７年前の阪神淡路大震災が早朝５時４６分に発生し、崩壊した高速道路の先端にいつ転落してもおかしくない状態で停止しているバス、木造住宅が密集した長田地区の火災が目に焼きついています。

東日本大震災は当時浜松市内のビルの８階で迎えましたが、ゆったとした横揺れが続き何か変な気がしたことを記憶しています。
数時間後には「街は壊滅状態です」とヘリコプターから中継された惨状、繰り返しテレビ画面に映し出される街ごと呑み込む津波のシーンが痛ましくて見続けられませんでした。翌日には初めて耳にする「メルトダウン」なる言葉、福島第一原発の爆発が発生し、未知の恐怖に血の気が引きました。

渚の交流館隣接の津波避難タワーは東日本大震災から５年後の平成２８年５月に設置されました。「遠くより高く」の緊急一時的な避難施設です。昔から「災害は忘れた頃にやって来る」という格言がありますが、今は忘れる間もなくやって来ます。出来る備えを忘れるなという戒めとしたい思います。