渚の交流館

今日で２月も終わりです。今朝は西の空にまんまるとした月が鮮やかで、１カ月経つことの速さを感じました。緊急事態宣言と共に明けた今年も既に２カ月が過ぎました。１年前のこの時期は新型コロナウイルスが今後どうなっていくのか気にし始めた時期です。

暦は如月から弥生へと移り、花も梅から桜へと変わって行きます。
「きさらぎ」は元々寒い時期に衣を重ね着する「衣更着」に由来するそうです。また、この時期は「初花月（梅）」や「梅月」とも言うようです。
日本人にとっては中国伝来とされる梅が季節の花として馴染みがあったようです。

桜が日本人の意識の中に浸透するのは梅より随分後のようです。
現代では梅は受験の時期、桜は卒業、入学、入社の時期として定着していますが、今年は桜の開花は３月半ばになりそうで、入学・入社の頃には葉桜かもしれません。まだまだ続くコロナ禍ですが、偶には季節の花にも思いを寄せる心のゆとりを持ちたいものです。